今回の記事では、スダジイという木についてご紹介します。
私にとっては人生の原点となるような、特別な木です。
スダジイのこと
スダジイ(すだ椎)は、椎の仲間で、どんぐりがなる木。
照葉樹で、葉っぱには厚みがあります。
私の家の近所では、公園などでよく見かけます。
よくある木のような風貌だし、
花も目立たないし、
桜や紅葉のように、誰もが「これはスダジイだ!」と意識するような木ではないかもしれません。
スダジイの大きな特徴は、葉裏が金色っぽく見えるところ。
光沢のある金色ではないけれど、表の深緑色と比較すると、葉裏の色との違いは一目瞭然です。
そして、幹が縦にばりばりに裂けるのも大きな特徴のひとつ。
スダジイという名前のとおり、
私にとってはなんだかおじいちゃんっぽい感じの木です(笑)
とてもどっしりとしたイメージの木になります。


写真中の、表と裏の葉っぱの色の違いがわかるでしょうか?
この色を「金色」と呼びたくなるかどうかは、人によるかもしれませんが…
私にとってのスダジイ
私は昔、よく公園で遊ぶ子どもだったのですが、
人生で一番最初にお友だちになった木が、このスダジイでした。
根元に座って空を見上げると安心したり、
木々が葉を揺らして何か話しかけてくれているような感じがしたり。
私が子どもの頃は、スダジイの木の枝にハンモックがかかっていて、
そこをめがけて男の子のお友だちと木登りをして遊んでいた記憶があります。
私が木との間に内なるつながりを感じ始めたのは、この頃からです。
今でもスダジイは私の心の支えになっています。
実は、現在販売中の『ネイチャーシンフォニーオラクルカード』にも、
スダジイのカードを私の希望で入れることになりました^^

自分だけの、木とのつながり。
子どもの頃に何気なく寄り添っていた木が、
大人になった今も、こうして私のそばにいてくれる。
そう思うと、なんだか不思議で、
そして、とてもありがたいことだなと思います。
私にとっては、スダジイが、
「木とつながる」という感覚の原点になった木だけれど、
もしかしたら、あなたにも、
理由はわからないけれどなぜか心惹かれる木があるかもしれません。
もし身近なところにそんな木があったら、
ぜひ、少し立ち止まって、その木を眺めてみてください。
言葉にはならなくても、
木からの小さなささやきを、
何か感じられるかもしれません。
(参照文献:林将之著(2004) 「葉で見わける樹木」(第5刷)小学館)

